ここは旧 理学部計算科学科のページです

 

金沢大学の三学域体制への再編に伴い、理学部計算科学科は理工学域数物科学類計算科学コースとなりました。 また大学院自然科学研究科数物科学専攻IIコースも数物科学専攻計算科学コースとなりました。 新しいホームページ http://cmpsci.w3.kanazawa-u.ac.jp/CompCourse/ も是非ご覧ください。

 

このページは多くの卒業生やその御家族の利便と計算科学科の歴史の保存のために当時のまま維持されていますので、入試情報や教育内容は当時のもので現在のものとは異なります。 また、教職員の連絡先などは変更されている可能性があります。 御連絡の際には新しいホームページをご確認くださいますようお願い申し上げます。

 

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計算科学科からのメッセージ

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計算科学科からのメッセージ

 

コンピュータの出現により、科学の世界にコンピュータシミュレーションという革新的な研究方法が生まれ、それまで実験不可能だった現象が解析できるようになりました。これは科学研究にとって理論、実験に次ぐ第三の方法であり、コンピュータシミュレーションに関わる研究は総称して計算科学(Computational Science)と呼ばれています。金沢大学理学部計算科学科は、この計算科学に関わる教育研究の推進を目的に平成8年に誕生しました。

 

計算科学と似た言葉に計算機科学(Computer Science)がありますが、計算機科学がコンピュータの仕組みからOSなど計算機そのものを対象とするのに対し、計算科学はその計算機科学の技術を駆使して、科学の問題を発見し解決する学問です。コンピュータシミュレーションは現代科学の多くの分野において不可欠な研究手法になっており、計算科学はそれらさまざまな分野と関わりあいながら発展しています。

 

計算科学のこのような特徴を背景に、当学科では学際的視点にもとづく教育研究を行っています。この教育研究を支えているのは数学と物理学です。その理由は、数学は計算科学を支える基礎であり、物理学は自然現象を扱う基礎であるからです。計算科学科の学生は、数学と物理学の基礎をしっかりと身につけ、それをもとにコンピュータシミュレーションの実践に取り組み、あるいはまた、その背後にある理論に取り組むなど、幅広く発展的な内容を学ぶことができます。計算科学の手法は今日、科学研究はもとより、企業の研究開発などでも不可欠になっており、当学科卒業生の活躍の場はますます広がっています。

 

コンピュータを使って最先端の世界に飛びこんでみたい人、理科系科目が好きでそれを現実の世界に応用してみたい人、数学も物理も両方とも学んでみたい人、コンピュータ好きな人、そんな意欲あるみなさんの入学をお待ちしています。